ライフジャケットとは
【救命胴衣(ライフジャケット)とは】
ライフジャケットの重要性、メーカー及び種類(自動膨張式、手動膨張式、肩掛式、ベルト式等)、選び方、着用基準、釣り用、ジェットスキーなどのマリンスポーツ用、ランキング等ご購入の際に役立つ情報を列記しました。また、浮力についての説明や、ボンベ交換などメンテナンスに関しても記載しています。
着用者を水上に浮かせ、頭部を水面上に位置させる救命道具のひとつ。主にプールや河川、湖沼、海で用いられるが、海上を飛行する航空機にも装備されている。ライフジャケット、ライフベストとも呼ばれ、その目的や用途によって様々な大きさ・デザインが存在する。と定義されています。
国交省は、以下の者を救命胴衣(以後、ライフジャケットと記載)の着用義務者としてあげており、着用義務違反者には、違反点数が加算され、免許停止や戒告の行政処分を受けることになりますので気をつけましょう。処分を受ける受けないに関わらず、大切な命を守る命綱です。ライフジャケットを着用しましょう。
ライフジャケットの購入に際し、補助金を支給するなど助成を行っている都道府県及び市町村、団体(例えば、漁船保険中央会、中央漁業操業安全協会など)もありますので、一度各関係機関に問い合わせをして確認してみて下さい。
水産庁は、漁業者のためのライフジャケット着用推進ガイドラインを定め、海難事故被害に遭遇する機会の多い漁業者にライフジャケットの着用を薦めています。
【ライフジャケットの主な要件】
ライフジャケットの主な要件について記載しています。安全基準や基準適合しているかどうかの確認方法など。
★安全基準を満たしていること(小型船舶における救命胴衣の安全基準をご紹介しておきます。)
小型船舶用救命胴衣の性能要件は、小型船舶安全規則第53条に規定されています。その中の主な項目を列記します。
1. 誤った方法で着用されないように作られたものであること。
2. 浮力 7.5kg以上(体重 40kg未満の小児用は浮力 5kg 以上、体重 15kg未満の小児用は浮力 4.0kg以上)
3. 非常に見やすい色のものであること
4. 顔面を水面上に支持できるものであること
5. 笛がひもで取り付けられていること
*ボンベ等により膨脹させて浮力を得るものの場合は、上の各要件に加えて以下の要件が掛かります。(膨脹式)
1. 索を引くこと等の方法により、膨脹するものであること
2. 口で充気できる給気口が取り付けられていること
*呼気により膨脹させて浮力を得るものの場合は、以下の要件が掛かります。(呼気併用式)
1. 気室に充気しない状態で浮力 6kg 以上。
2. 口で給気口から充気できる程度に、水中において、顔面を水面上に支持できるものであること。
3. 口で充気できる給気口が取り付けられていること。
★基準適合している商品であること(主に下記3種類の方法で適合しているかどうかを確認しています。)
1. 型式承認 【多くのライフジャケットは、この方法により基準適合性を確認しています】
プロトタイプに対して型式承認試験を行い、物件の設計、性能、工作精度等が十分であり、かつ事業者に製造能力があることを確認して型式承認をする。以後製造される物件は、型式承認を受けた型式どおりに製造されたものであることを確認する簡単な検査(検定)を行うことにより、基準に適合していることを確認する方法。 事前にメーカー等により型式承認試験、検定が受検されている場合には、船舶検査時の当該物件に対する検査が省略されます。
2. 予備検査
備え付ける船舶の特定前に、物件としての基準適合性を確認するために事前に検査を受検する方法。事前に造船所等により予備検査が受検されている場合には、船舶検査時の当該物件に対する検査が省略されます。
3. 船舶検査
上記1若しくは2の方法により検査を受検していない物件について、オーナー自身が船舶検査の際にライフジャケットの基準適合性の検査を受検する方法です。ただし、個別に基準適合性の確認試験を行うことが必要なため、多大な時間を要します。
※12歳未満のお子様が着用する小児用救命胴衣は、下記の3種類に分類されていますのでご注意ください。
(1) 体重40kg以上の小児用
(2) 体重15kg以上40kg未満の小児用
(3) 体重15kg未満の小児用
【ライフジャケット着用の必要性】
ライフジャケット着用の必要性,重要性。ライフジャケットを着用して海中転落した場合は、ライフジャケット未着用の場合に比べて生存率が約3倍も高く、逆に未着用の場合は死亡率が約5倍も高くなる結果となっています。
ライフジャケットの着用は、万一の海中転落に備えて重要です。
ライフジャケットを着用して海中転落した場合は、ライフジャケット未着用の場合に比べて生存率が約3倍も高く、逆に未着用の場合は死亡率が約5倍も高くなる結果となっています。
※数値は、漁船・プレジャーボート等の小型船舶における平成13年~17年のものです(海上保安庁資料より作成)
ライフジャケットの着用を忘れずに
プレジャーボートなどの小型船舶では、船長の遵守事項として、船長自身も含めた乗船者に対してライフジャケットを着用させることなどが定められています。
その中でも、特に次の乗船者に対しては着用が義務となっています。
①航行中の特殊小型船舶(水上オートバイ等)に乗船している者
②航行中の小型船舶に乗船している小児(12歳未満)
③船外に転落した際に短時間で救助されるため適切な連絡手段を確保せずに、航行中の小型漁船に一人で乗船して漁ろうに従事している者
※平成30年2月1日からすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用が義務化されました。
小型船舶の船室外の甲板上では原則すべての乗船者にライフジャケットを着用させることが船長の義務になります。
不意の事故に備え、乗船時にはライフジャケットの着用を忘れないようにしましょう。
(国土交通省海事局HPより)
【救命胴衣(ライフジャケット)とは】
ライフジャケットの重要性、メーカー及び種類(自動膨張式、手動膨張式、肩掛式、ベルト式等)、選び方、着用基準、釣り用、ジェットスキーなどのマリンスポーツ用、ランキング等ご購入の際に役立つ情報を列記しました。また、浮力についての説明や、ボンベ交換などメンテナンスに関しても記載しています。
着用者を水上に浮かせ、頭部を水面上に位置させる救命道具のひとつ。主にプールや河川、湖沼、海で用いられるが、海上を飛行する航空機にも装備されている。ライフジャケット、ライフベストとも呼ばれ、その目的や用途によって様々な大きさ・デザインが存在する。と定義されています。
国交省は、以下の者を救命胴衣(以後、ライフジャケットと記載)の着用義務者としてあげており、着用義務違反者には、違反点数が加算され、免許停止や戒告の行政処分を受けることになりますので気をつけましょう。処分を受ける受けないに関わらず、大切な命を守る命綱です。ライフジャケットを着用しましょう。
ライフジャケットの購入に際し、補助金を支給するなど助成を行っている都道府県及び市町村、団体(例えば、漁船保険中央会、中央漁業操業安全協会など)もありますので、一度各関係機関に問い合わせをして確認してみて下さい。
水産庁は、漁業者のためのライフジャケット着用推進ガイドラインを定め、海難事故被害に遭遇する機会の多い漁業者にライフジャケットの着用を薦めています。
【ライフジャケットの主な要件】
ライフジャケットの主な要件について記載しています。安全基準や基準適合しているかどうかの確認方法など。
★安全基準を満たしていること(小型船舶における救命胴衣の安全基準をご紹介しておきます。)
小型船舶用救命胴衣の性能要件は、小型船舶安全規則第53条に規定されています。その中の主な項目を列記します。
1. 誤った方法で着用されないように作られたものであること。
2. 浮力 7.5kg以上(体重 40kg未満の小児用は浮力 5kg 以上、体重 15kg未満の小児用は浮力 4.0kg以上)
3. 非常に見やすい色のものであること
4. 顔面を水面上に支持できるものであること
5. 笛がひもで取り付けられていること
*ボンベ等により膨脹させて浮力を得るものの場合は、上の各要件に加えて以下の要件が掛かります。(膨脹式)
1. 索を引くこと等の方法により、膨脹するものであること
2. 口で充気できる給気口が取り付けられていること
*呼気により膨脹させて浮力を得るものの場合は、以下の要件が掛かります。(呼気併用式)
1. 気室に充気しない状態で浮力 6kg 以上。
2. 口で給気口から充気できる程度に、水中において、顔面を水面上に支持できるものであること。
3. 口で充気できる給気口が取り付けられていること。
★基準適合している商品であること(主に下記3種類の方法で適合しているかどうかを確認しています。)
1. 型式承認 【多くのライフジャケットは、この方法により基準適合性を確認しています】
プロトタイプに対して型式承認試験を行い、物件の設計、性能、工作精度等が十分であり、かつ事業者に製造能力があることを確認して型式承認をする。以後製造される物件は、型式承認を受けた型式どおりに製造されたものであることを確認する簡単な検査(検定)を行うことにより、基準に適合していることを確認する方法。 事前にメーカー等により型式承認試験、検定が受検されている場合には、船舶検査時の当該物件に対する検査が省略されます。
2. 予備検査
備え付ける船舶の特定前に、物件としての基準適合性を確認するために事前に検査を受検する方法。事前に造船所等により予備検査が受検されている場合には、船舶検査時の当該物件に対する検査が省略されます。
3. 船舶検査
上記1若しくは2の方法により検査を受検していない物件について、オーナー自身が船舶検査の際にライフジャケットの基準適合性の検査を受検する方法です。ただし、個別に基準適合性の確認試験を行うことが必要なため、多大な時間を要します。
※12歳未満のお子様が着用する小児用救命胴衣は、下記の3種類に分類されていますのでご注意ください。
(1) 体重40kg以上の小児用
(2) 体重15kg以上40kg未満の小児用
(3) 体重15kg未満の小児用
【ライフジャケット着用の必要性】
ライフジャケット着用の必要性,重要性。ライフジャケットを着用して海中転落した場合は、ライフジャケット未着用の場合に比べて生存率が約3倍も高く、逆に未着用の場合は死亡率が約5倍も高くなる結果となっています。
ライフジャケットの着用は、万一の海中転落に備えて重要です。
ライフジャケットを着用して海中転落した場合は、ライフジャケット未着用の場合に比べて生存率が約3倍も高く、逆に未着用の場合は死亡率が約5倍も高くなる結果となっています。
※数値は、漁船・プレジャーボート等の小型船舶における平成13年~17年のものです(海上保安庁資料より作成)
ライフジャケットの着用を忘れずに
プレジャーボートなどの小型船舶では、船長の遵守事項として、船長自身も含めた乗船者に対してライフジャケットを着用させることなどが定められています。
その中でも、特に次の乗船者に対しては着用が義務となっています。
①航行中の特殊小型船舶(水上オートバイ等)に乗船している者
②航行中の小型船舶に乗船している小児(12歳未満)
③船外に転落した際に短時間で救助されるため適切な連絡手段を確保せずに、航行中の小型漁船に一人で乗船して漁ろうに従事している者
※平成30年2月1日からすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用が義務化されました。
小型船舶の船室外の甲板上では原則すべての乗船者にライフジャケットを着用させることが船長の義務になります。
不意の事故に備え、乗船時にはライフジャケットの着用を忘れないようにしましょう。
(国土交通省海事局HPより)